パイロット飲酒問題|夢を叶えたらそれで終わりですか?

コックピット

42歳。副操縦士。基準値の9倍を超えるアルコールが乗務前に検出され、ロンドンで逮捕。
2018年の10月でしたよね。

42歳といえば、わたしより少し年上。
なので超就職氷河期の最中に、厳しい採用試験を突破し、たくさん勉強して副操縦士にまでなったのでしょう。
きっととても優秀な方なんだろうと思います。

なのになぜに、乗務前にそれだけのお酒を飲んでしまったのでしょうか。

このパイロットのロンドン飲酒問題を皮切りに、他社も続々と飲酒問題が発覚しました。

わたしはアルコールを規制するだけの問題ではない気がするんです。

厳しいコンプライアンス

航空会社には、厳しいコンプライアンスがありますよね。

例えば、SNSで「疲れたーーー」や「仕事しんどい!」とか発言をしてはいけないと言われているそうですし、
会社のレアグッズをフリマアプリで販売した人が懲戒免職になったり。

そういうのを見張っているネット部隊があると、内部に精通する方から伺いました。
(個人的には会社のレアグッズや非売品を売るのはどうかと思いますが、
さすがに免職は厳しい。)

こういう状況下にいるのに、
どうしてお酒だけは今まで社内規定で曖昧なアルコール検査しか行わなかったのか
本当に不思議に感じるのです。

最も大切なのは乗客・乗員の『命』ですよね。

会社員である以上、コンプライアンスに反することはできないといえど、
何か違和感を感じるのはわたしだけなのでしょうか。

パイロットは薬も飲めない

正確に言うと、飲んでも差し支えない薬もあるそうです。もちろん乗務前にということです。
乗務前にしても、何が飲んでもいい薬なのかわからないから飲まないと30歳過ぎのパイロットから聞きました。

命を預かる仕事は制約もたくさんあり、ストレスが溜まるのも理解できなくもありません。
でもそれを守るのがプロです。

たしかに眠気の出るような薬は、飛行機を操縦しない我々でも
「車の運転は控えてください」と注意書きがありますものね。

当然といえば、当然なのかもしれません。

今後の弊害は大丈夫なのかな?(ど素人意見)

相次ぐパイロット飲酒問題で、乗務24時間前から飲酒が禁酒になりました。

24時間って、仕事が始まる丸一日前からですよ(-_-;)

お酒を普段から飲まない人なら平気ですけど、
お酒大好きな人にとってはただストレス溜まるだけ!
この美味しい一杯のお酒のために頑張って仕事してますって人も絶対いるはず。

気の毒すぎます。

プライベートも充実させることがいい仕事にも繋がると思っているわたしにはこれは相当な苦痛になると想定されます。
このストレスが別の形で爆発しないことを祈るばかりです。

厳しい身体検査

パイロットにはかなり厳しい身体検査が課されているので、
よく身体検査終わったから、思いっきりジャンキーフード食べたいと耳にします。
そのくらい身体検査は厳しく、それをクリアしないとパイロットとしての仕事が出来なくなります。
その場合は地上に降りることになるそうです。
そうなると当然、お給料も下がります。

パイロットの時の年収が2,000万円前後あったのが一気に減る。
増える分には問題ないですが、どうして厳しい身体検査を突破してまでお酒に溺れてしまわれたのか。。

とても悲しいですね。。

このパイロットにはお仲間がいた

ロンドンで拘束されたあと、
この方の会社の同期の人たちが社内で署名活動を始めたそうです。
(おそらく解雇までは勘弁してくれというようなことだったのでしょうか)

世界中の航空会社に衝撃を与えてしまうくらいのことをしてしまいましたが、この方には仲間がいました。

わたしの感想。
『うらやましい』です。

わたしはいつも何かあった時、ずっとたった一人で戦ってきました。
そのわたしの姿をみて、「なんか引く」と言われたことも一度や二度ではありません。

大事件を起こしてしまっても仲間が助けれくれようとしてたんです。
きっといい人だったんだろうなと思いました。

今後、無事にやり直す事がきっとできると信じてなりません。

夢は叶えたら終わりではなく、新たな始まりの序章なのかもしれない


今の日本社会は「一流企業で定年まで働き続ける」それが美徳とされている部分はまだまだたくさんあると思います。
それがこの方の人生をもしかしたら変えてしまったのかもしれません。

一流大学を卒業して、一流企業に入社して定年まで勤めあげる。
そうすると、
『とても立派な日本人』として認められます。(社会的に)

わたしは夢を叶えたのにも関わらず、あっさり退職してしまい、
特に母親からは
「せっかくあんなに頑張ってCAになったのに・・」と度々言われました。

その後も自律神経が弱いせいで、ストレスをためやすくなり、
職も転々としました。

そのたびにつかれる、家族からのため息。
それは無言の圧力よりほかありませんでした。

一流企業でないとはいえど、仕事も続けられなかったわたしは
勤勉な日本人ではなく、
ある意味、一流の落ちこぼれジャパニーズでした。

世間的には決して見た目もよくありません。
平日の昼間に外出することが、何か悪いことをしているような気分にすらさせ、
ますます外出の頻度は減るようになりました。

十数年前のあの時、「わたしの夢は叶った」。

その時のまま、わたしの時間は止まってしまいました。
本当の始まりは、夢を叶えてからどうやって生きることを考えればよかったのかもしれません。

このロンドンの方も、夢を叶えながらもずっと何かにとらわれて
もがき続けていたのかなと思います。
それがロンドンで爆発を起こし、逮捕そして懲戒免職になってしまったのかもと。

食べ物やライフスタイルを欧米化されつつありながら、
根本的な部分はあまり変わってない気がします。

諸外国では、今より条件の良い会社があれば転職なんて当たり前です。

日本で同じことをする人がいれば、
「仕事が続かないダメな人」とそれが信じであってもなくても思われます。

わたしは随分と長い間、
この固定観念に支配され続けていたのでとても息苦しかったです。

しかも結婚していない、子供も産んでいない、生産性のない女とも思われます。

まぁ今現在は
「自分の幸せは自分で決めるし、あなたの固定観念でわたしを縛る意味はなんですか?」
と思えるようになったので今は普通に生きていてとても楽になりました。

まとめ


40代のパイロットの人から聞いた話です。
「ロンドンの人、勿体ないですね。
まだ機長になれないストレスとかあったんじゃないかなと個人的は思います」と。

張本人もわたしは全く知りませんし、
どんな理由があったのかも知れません。

ただプロとしての意識は欠けていたでしょう。

ストレスが言い訳にはなりません。
ストレスなんて大多数の人が持っています。

それに高いお給料をもらっているから云々ではなく、
何百人もの命を預かる仕事なのですから。

もしかしたら、副操縦士だからという甘えもあったのかも知れません。
機長が2人いるし、任せておけばいいやっていう甘えが・・

夢を叶えたら、叶え続ける努力も必要なんだと
この事件で改めて考えさせられました。

足るを知る者は富むといいますが、ひとつ手に入れたら次はあれがほしい!となるものです。
よほど人間が出来ていない限り、
ちきんと足るを知るを実行できる人は少ないのではないでしょうか。
(もちろんわたしも煩悩まみれの女です)

夢を叶えることができた。
それだけでずっと幸せな人もいるのに。

上手に生きていくのって、とっても難しいですね。
わたしも改めて思い知らされました。

今あるものを大切にしながら、生きていきたいと思います!
当たり前のことなんて生きている限り、何もないのです。
毎日奇跡の連続なんです。
(私自身、肝に銘じています。)

今日も長々とお付き合いくださり、ありがとうございました。

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