木村花さん。
あなたと同じ年齢くらいの頃、わたしも同じような気持ちでいました。
それは、「愛されたかった」人生と遺された言葉。
愛されたかった人生でした|わたしも同じだった
「愛されたかった」こう思い悩む。特に女性は多いのではないでしょうか。
特に20代なんて一番わたしは「愛される」について思い悩み、涙しました。そして死ななかったものの自殺願望だってもちろんありました。一度や二度の話ではありません。
意外と実は「本気で生きることに悩んで死のうかと思った」という人は多いものです。
悩み事もストレスも一見なにもないような人でも、今この一瞬、足を踏み出せばすべてから逃れられる・・と電車に飛び込んでいこうか‥という気持ちになったこともある人もわたしの知人にはたくさんいたりします。
例えばわたしは、
ロスジェネ世代に生まれ進学も就職も苦労し、おまけに恋愛もうまくいかない。人間関係も下手くそ。もう生きている自分が本物の腐った人間だって思い込んでいました。

もう何もかもが嫌で放り出したくなってお金もないのに見栄をはって、ブランド品を身に着けて無理をして生きていました。
他人からの評価がすべて。そう思っていたから自分の存在自体を認めることもできなかった。
居場所を探す20代|愛される場所探し
木村花さんもきっと、自分の居場所を探していたのではないかと思う。自分を認めてくれるところ、安心して過ごしていける場所をずっと。
承認欲求の塊にはなってはいけないけれど、自分を否定して生きてる私のようなタイプには居場所はずっとないと思っていた。いつも居心地の良いどこかを探してた。きっと木村花さんも同じだったのではないかと思うのです。
そしてSNSで罵詈雑言を浴びせられる。自分自身を否定する癖がついているのに、顔も名前も性別すらわからない他人から自分を否定され続ける。元々「生まれてきた意味」も「生きている価値」もわからないのに、否定され続けるのは本当に苦しかったに違いない。

そして最終的に死を選んだ。
最期に子猫ちゃんと一緒にインスタにあげたという写真を報道で見た時に、私は息が詰まるような気持ちになりました。「せめて最期は美しい姿を遺したい」という若い女性の気持ちを感じたから。
木村花さんのご冥福をお祈りいたします。
死にたいと思う女の子へのお願い
木村花さんの件でショックを受けた方は本当にたくさんおられると思います。おばちゃんの私ですら、とてもショックでした。
彼女のことは報道で初めて知ったのだけれど、私も若い頃「愛されたかった」と思っては居場所も見つけられずに死のうか、いや死んだほうがマシなんだって幾度となく思った。
もしもそう思った時、誰に何と言われてもいい。全力で逃げてください。今おかれている場所から逃げてください。あなたの命はたったひとつなの。

もしかしたら、「私が死んでも誰も悲しまない」とか思い込んでいるかもしれないけどそんなことはありません。勝手に決めつけたらダメ。
本当に寿命がくるまで、それが無理ならばなんとか逃げて這いつくばっても20年間は生きることにトライしてみて欲しい。
その20年の間に「どうしてこんな自分が生かされているのか?」と心底考える場面に絶対出くわすから。
まとめ
死にたい死にたいと思いながら生きてきた時間の長い私ですが(ん、今でも思うことはあるか!うん、ごめんあるw)、本日42歳になりました。おめでとう~わたし!!
よくぞ42歳まで生きてこられました!

人間関係も恋愛も仕事も、周りと比べると「普通」とは程遠い感は否めませんが、それも自分物語として受け入れております。誰の人生でもない自分ストーリー。
頑張っていても報われないこともあります。いや、報われないことの方が多いかもしれません。でも最終的には「こうなるために報われなかったのね!!」と感じることも意外と多いのも事実なのです。
本当に大切なことは、報われなかった出来事から今までの過程なのです。その過程が自分にとっての財産になったりするんですよ。後々になってわかるところはもどかしいですが・・。
だから木村花さんのニュースは悲しかったと同時に過去の自分に投影される部分がありました。私自身、今一度過去を振り返って苦しい気持ちになりました。
タイムマシーンでもあればいいのになぁと思いますが、明るい未来を築き上げるのは自分自身。そして明るい未来のためにできる事をほんの少しづつ。
それでOKです!