引きこもりにとって、軽い風邪などの病気になった時は堂々と家にいることが出来るのでラッキーなことなのだ。(もっとも、健康体ではいるが、働けない人間タイプの引きこもりに限るが)
それがリアルな病気になった時。あなたはさて、どうしますか??
42歳、子宮頸がん検診でひっかかる
コロナ離職し、以前のバリバリのひきこもりではなくなったにしても私自身、無職最前線。しかも42歳。たくさんの会社がコロナによって潰れていく中、42歳の何も特別な資格のない人間を喜んで雇ってくれるところはなかなかありません。
そんなコロナ禍の最中でも毎年欠かさず、子宮頸がん検診は受けていました。暇な時間を利用して検診~という毎年のノリです。「婦人科系の検診苦手・・」という人もいますが、毎年やっていると要領もわかっているし何の不安もなく、かかりつけのクリニックに検診に行ったわけです。

そしていつも通りに結果は郵送でとお願いして、帰路につきました。慣れたもんです(`・∀・´)エッヘン!!
後に続きますが、検診はしっかり受けましょう!
再検査が必要ですと婦人科から電話が
まだコロナによる自粛制限期間中でもあったので、自宅で本を読みながらのんびりしていると携帯に電話が。見慣れない番号でもないけど、登録もしてない。とりあえず出るかと出たところ、かかりつけ医の産婦人科クリニックからでした。
「先日の検診で再検査が必要になったので、いつこちらへ来ていただくことが出来ますか?」と。
え、再検査?とやや動揺しつつも、即答。「今からでも行けますが!!」
まぁ実際「今から行けます」と言ったものの、人気のクリニックで予約がいっぱいだったので翌々日に再検査の予約を取ってもらいました。
子宮頸がん検診|自覚症状は軽い出血
毎年一回は子宮頸がん検診にいっていますが、はっきり言うと自覚症状はなかったです。上記にも書きましたがいつも時間のある時に予約をして検診するという感じでした。
実際、クリニックで先生に組織検査の図をみせてもらった時は、高度異形成(CIN3)からは自覚症状がでてくると記載されていました。

あとからよく思い起こしたのですが、検診に行った際にポリープが出来ており、それを除去してもらいました。そういえば、少し前から微量の出血があったのを思い出しました。
10年程前にもポリープを取ってもらったことがあったので、検診の時は「あ、ポリープ出来たの二回目だな」という程度にしか考えていなかったのです。
それが甘かった!!
子宮頸がんの原因とは?
セックスにより感染します。しかし性病ではありません。ヒトパピローマウイルス(HPV)というものは、約80%の成人女性が一度はこのHPVに感染します。しかしながら、約90%が2年以内に自然消滅します。
一部のウイルスが持続感染を起こして、子宮の入り口(頸部)の細胞を攻撃します。この変化を「異形成」。だいたいは自然に治癒するけれども、治癒せずに進行するとやがては「がん」になります。
「異形成CIN3」=「前がん病変の状態」。ここでめんどくさいからと言って、何年もほったらかしにしておくと、取り返しのつかない癌になりますよってことです。

まとめ
以前のバリバリの引きこもりだった自分を思い出してみました。
もし、あの頃の私が「子宮頸がんの可能性がおおいに高いです」と言われたらどう思ったのかを。それでも病気を理由に堂々と自宅に居座り続けたのか、それともまだ死ねないと思ったのか。

当時は本当に、「死にたい」とか「疲れた」が口癖だったけど、このまま死んでも本当にいいのだろうか?苦しい思いをして、のたうち回り、もがきながら死ぬのかもしれない。
正しい回答はそれぞれだと思います。ただ私が出した答えは、
苦しい思いをしながら死ぬのは嫌だ!です。だからきっと治療をすることにしたでしょう。生きることを選んだと思います。
ちなみに今の私は「生きる」にコミットしているから、このあとコルポスコープという生検を行いました。続きは後日に!
とにかく、子宮頸がんは早期発見・治療できる病気です。女性の皆さん、二年に一度は市町村から無料か数百円で検診できるお知らせがきますから、必ず検査をおススメします。